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2012.02.06 ボンバヘッ!
soba]


こんにちわー

くははは


いろいろあってマイブームは筋肉です。

筋肉、筋肉~♪


それだけです・・。


小説は追記から。~完尻編!





 ここは・・・

 どこ?


 わたしは誰?

 ・・・。

 私は・・・。

 私は・・・。

 
 あれ?

 身体、動かない・・。



 辛い。

 苦しい。


 このまま眠れば、

 きっと楽になる・・・。


 寝ようかな?

 寝よう。


 
 楽になろう―――。







 ー紅魔館 門前


 轟く轟音とまばゆい閃光。

 その爆発のすさまじい熱は、離れていたパチュリーへも届いた。

 「咲夜!美鈴!」

 叫んでみても返事は無い。

 土煙が晴れたところで、二人の姿は確認できた。


 咲夜は、地面に力なく伏せ、血を流していた。

 美鈴は、腹部に地面から伸びた岩が貫通していた。


 「――っ!」

 死んでいる。

 パチュリーは両膝を突いた。


 (もう、駄目だ。)

 
 そのとき、すぐ近くで聞き覚えのある叫び声。

 (フラン!?)

 すぐさま駆けつけると、やはりフランだった。


 多くの敵に囲まれている。

 敵に回すに置いて、最も厄介な部類がフランを囲んでいる。


 フランの身体には大きなダメージが見て取れた。

 両足の骨は折れ、腕は薄皮一枚でつながっているようだ。

 七色の羽根も色気は失せ、かすかな光しか残っていない。

 パチュリーはフランの前へ出る。


 フランは何か呟いている。

 「・・んね。・ごめ・・んね。お姉ちゃん。」

 なんどもなんどもごめんねと呟き、泣いていた。


 涙はとめどなく。

 清き純粋はぽたぽたと大地へ吸い込まれる。


 パチュリーは覚悟する。

 敗北を覚悟する。

 負けを覚悟する。

 死 を覚悟する。


 魔力はほとんど残っていない。

 
 周りの敵たちは攻撃の構えに入っている。

 中でも目に付いたのは、

 博麗霊夢の夢想封印の構えと

 霧雨魔理沙のマスタースパークの構え。


 (どうやってもむりだわ。)

 (ごめんねレミィ、助けてあげられなくて。)





 ・・・。


 ・・・・・。  



 何か。聞こえる。



 フランお嬢様の泣き声だ。


 ――ドクン。


 ・・・れだ。

 ――ドクン。


 ・・・誰だ・・・。


 ――ドクン。


 ・・・・・・・。

 ・・・。


 
 
 「夢想封印ー!」

 「マスタースパーク!」

 他にも次々と強力なスペルが唱えられる。


 そして言の葉は

 光となり。
 
 熱となり。
 
 パチュリーとフランへと放たれる。


 そして。弾けた。

 圧倒的なエネルギーは空間さえも振るわせた。


 その後にはなにも残らない。
 


 「・・・れだ。」


 だが、なにも残らないはずの爆心地に


 「・・誰だ。・・」


 彼女は立っていた。


 「・・誰だああ!!フラン様を泣かせたのはっ―――!!!!!!!!!!!!」


 十六夜咲夜は立っていた。


 「咲夜!!」

 パチュリーは目を疑った。

 フランとパチュリーの前に咲夜は仁王立ちしていた。

 彼女が総ての攻撃を受けたのだ。

 フランとパチュリーを守ったのだ。


 「・・あなたたち、フランお嬢様を泣かせておいて。

   覚悟はできてるんでしょうね――!!」

 咲夜は太ももに巻きつけたベルトからナイフを二本抜いた。

 「咲夜!ムチャよ!いったん逃げましょう!」

 しかし咲夜は振り向きはにかむ。

 「大丈夫です。パチュリー様。少々お待ちください。」

 そのメイドは

 あまりにも瀟洒だった。

 パチュリーはそのメイドにうなずくことしかできなかった。

 パチュリーは静かに涙を流しながら言う。

 「咲夜。あんな奴らさっさとやっつけちゃいなさい。」

 咲夜は笑顔をより輝かせ、

 「はい!」

 そう答えた。


 


 「あなたたち、全員死刑ね。覚悟しなさい!」

 咲夜は霊夢へ飛び掛り、ナイフを一突き、

 それを盾にして回りからの弾幕を受け止めた。

 「よくもっ」

 そして魔理沙へとびかかる。

 「さっきは!」

 魔理沙はすばやく八卦炉を構える。

 それは咲夜の頭部へゼロ距離。

 「やってくれたわね!」

 「――ファイナルスパーク!」

 魔理沙が唱えた瞬間。咲夜はニィとする。

 「もらったあ!」

 一瞬で魔理沙の手をつかみ、方向を変える。

 すさまじい火力は咲夜ではなく、

 周りの敵へ。

 閃光は溶かしつくしていった。

 
 用済みの魔理沙を地へ叩き落し、

 ユウギへ飛び移る、

 「あなたたちの!」

 ナイフを一振り

 「おかげで!」

 ナイフを二振り

 「美鈴が!」

 ラストの一撃、

 「瀕死よっ!!」

 「しんでねえのかよー!」
 
 完全に先頭不能になったユウギに踵落としして

 咲夜はフンと鼻を鳴らす。

 そして見上げて叫ぶ!

 「輝夜あ!」

 ッシュ!

 っと風音残して咲夜は輝夜へ肉薄。

 「歯ぁ食い縛りなさい!」

 そしてかました

 ZUTUKI!

 「ぐおおお!」

 輝夜は姫らしからぬうめきを上げて墜落した。

 


 次々と敵を切り落としていく咲夜を見て、

 パチュリーは言葉を失っていた。


 (・・・凄い・・!)


 考え無しに攻撃しているわけではなく、

 最良で最高の動きをしている。



 美鈴の状態を確認すると、

 美鈴の心臓は動いていなった。

 でも体温は下がっていない。

 おそらく、時間停止をかけられているのだろう。


 瀕死ならばすぐに治療しなければ死んでしまう。

 だが、時間停止により美鈴の状態は悪化していない。

 彼女のときが止まっている限り、なんとか安全だ。



 (咲夜、あなたって子は、本当に凄いわ・・・!)


 夜明けはもうすぐ。

 ちらとゴールが見えていた。



 フランが咲夜へ叫ぶ。

 「さくやー!がんばってー!!」

 咲夜はまた笑顔で答える。

 「はい!任せてください!」


 
 やがて、日が昇り始める。

 そのころ咲夜は敵を全滅させていた。

 「ふん。おととい来なさい!」

 咲夜そう言って妖夢のケツにナイフを刺すと、

 お嬢様の元へと駆け出した。


 レミリアお嬢様は空中で眠っていた。

 「・・くや・・。・・。」

 なにか寝言を言っている。

 「・・・さくやあ、こわいよお・・。」

 お嬢様の目元には涙がたまっていた。

 「みんなに殺される夢でもみたのかしらね。」

 「それ無意識に現実にしちゃうとかお姉ちゃんあほすぎ」

 日は完全に頭を出していた。

 すると突然レミリアのまぶたが開く。

 ぱちくり

 そして落下

 「ひゃあ!」

 ぽふっと咲夜に受け止められる。

 「あれ?咲夜?どうして・・。」

 レミリアは周りを見渡して青ざめる。

 「もしかして私・・・、」

 お嬢様が何かを言う前に咲夜はレミリアの唇へ人差し指を添える。

 「大丈夫です。お嬢様。分かっています。」

 咲夜はお嬢様に微笑みかける。

 「・・・うん。ありがとう。」

 紅く幼い吸血鬼は綺麗な涙を流した。










 ―後日談。

 「美鈴。もう大丈夫なの?」

 「もう、この通り!ビンビンですよ!」

 「そ、そう?w」

 「それにしても、みんなあの日のこと覚えていないのね。」

 「新聞に[無意識に大乱闘スマブラ状態!?異変だよ!全員集合!]って
  でてましたしね~。」

 「私達も忘れてることにしたんだから、
  あんまその話はしないの!」

 「[主犯美鈴か!?]って新聞に載るわよ~。」

 「ひゃわ!それは困ります!」

 楽しい会話。

 いつもの日常。

 その中で、レミリアだけが浮かない表情。

 「みんな、ごめんなさい。私のせいで・・。」

 「お嬢様・・・、」

 咲夜はレミリアの頭を優しく撫でる。

 そしてスカートのポケットからあるものをとりだす。

 懐中時計とマスコット人形だ。

 「これ、大切にしますね。」

 懐中時計は大破し、壊れていた。
 だがその人形にはキズ一つついていない。

 「咲夜、貴方・・、まさかそれ守りながら戦っていたの!?」

 「そうです。」

 「なんで・・」

 「それほどに、お嬢様が大切なんです。
  せっかくのプレゼント、大切にしたいですから。」

 レミリアは泣きながら微笑む

 「馬鹿ねっ!そんなの、どうだってよかったのに。」

 「いいえ。わたしの宝物です。お嬢様が一生懸命作ってくれたのですから。」


 ほかのみんなはそんな咲夜とお嬢様を見て、

 少しあきれたように顔を見合わせた。


 
 
 願わくば、この幸せがもっと続きますように。

 咲夜はレミリアを撫でながらそう想った。




                   お わ り


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